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2023.01.23
工場や倉庫で働く方にとっての悩ましい問題といえば、錆が挙げられます。
錆が発生してしまうために商品がダメになってしまったという経験がある方は多いでしょう。
錆の発生を防ぐためには、なぜ錆が発生するのかを理解した上で対策をすることが大切です。
そこで今回は、鉄を錆びにくくする方法について紹介します。
ここでは錆が発生する理由について紹介していきます。
なぜ錆が発生するのかを理解することで、現状の対策の問題点も明らかになるでしょう。
鉄を例にして話を進めたいと思います。
鉄(Fe)というのは、空気が乾燥している状態であれば、安定した状態を保てます。
しかし、雨が降ったり湿度が上昇したりすると、安定状態が崩れてしまいます。
錆が発生しているというのは、この状態のことを指します。
水の中にはOH-の陰イオンが含まれており、それが鉄の自由電子と反応します。
そうすると、Fe3+の陽イオンへと変化して、水の中に溶け込みます。
そして、OH-とFe3+が結合してFe(OH)3へと変化します。
これは水酸化鉄と呼ばれるものです。
これは水(H2O)が無くなるとFe2O3酸化鉄になります。
この酸化鉄こそが皆さんが普段目にする赤錆です。
また水に塩が加わると、この一連の流れが促進され、錆が発生しやすくなります。
水や塩が鉄に付着すると、錆が発生してしまうことをお分かりいただけたかと思います。
では、実際に錆の発生を防ぐためにはどうしたら良いのでしょうか。
ここからは錆対策について紹介します。
錆がすでに発生している場合には、おすすめの方法ではありません。
錆が発生しているということは、鉄はすでに水分を吸収しています。
加えて、空気の層を形成しているので中で酸化が進みます。
防錆塗料という説明の方が適切ですね。
最近はエポキシ系の塗料が主流となっています。
錆の上から錆止めの効果の低い塗料を塗っても、気泡の穴から水や酸素が入り込み腐食が進行していることもあります。
そのため、酸素と水を遮断するのが安心です。
錆が発生していない場合にも有効なので、その点はご安心くださいね。
ここからは錆が発生した場合の対処方法として、当社おすすめのサビ落としについて紹介します。
単に錆を落とすと言っても、
「完成品だと寸法変異が発生する可能性があるので磨けない」
「錆がなかなか落ちない上に、時間がかかりすぎる」
などの懸念点がありますよね。
そうした場合におすすめなのが、以下のサビ落とし剤です。
・錆落とし剤 VpCI-422
・食品加工業向けさび落とし剤 ジェル コーテックVpCI-423
・ネジザウルスリキッド
これら3つのサビ落とし剤には3つの特徴があります。
それぞれについて見ていきましょう。
当社では、製造業のお客様限定で3タイプのどのサビ落とし剤が適しているかを無料で選定するサービスを提供しております。
サンプルの提供も行っております。
どのサビ落とし剤が有効かを知りたい方はぜひご利用ください。
今回は、鉄を錆びにくくする方法について紹介しました。
錆が発生する理由から錆の対処方法まで十分に理解していただけたでしょうか。
そのほか錆に関しての相談や質問があるという方は、お気軽に当社までお問い合わせください。
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